激安の中華カーボンフレームでロードバイクを組み上げる記録です。

2010年10月23日土曜日

ホイールを組んでみよう(その9) テンションを整える

いよいよ最終工程。

振れはとれセンターも出ている。あとはテンションを上げるだけ。
テンションメーターでスポークのテンションを測定。

スポークは径1.8mmなので、1.8mmの欄を見てkgfに換算していく。

テンションメーターの表示
16 59kgf
17 65kgf
18 72kgf
19 80lkgf
20 89kgf
21 99kgf
22 111kgf
23 124kgf

前輪(ラジアル組)は100kgf、テンションメーターで21を目標にした。

後輪は非フリー側(ラジアル組)は60kgf、テンションメーターで16を、
フリー側(3クロス)は100kgfをテンションメーターで21を目標にした。

ぴったり合うことは望まず、ほどほどでよしとすべし。

最終的に、立て振れ/横振れを確認して出来上がり!

ホイールを組んでみよう(その8) センター出し

振れが取れたら次はセンター出し。
振れ取り台から外してセンターゲージを当てる。
まず、右側から当ててセンターゲージをセット。
その状態で左側に当てる。

1)中心も両翼もぴったりだった。→ おめでとう。センター出し終了です。
2)両翼は合うが中心が浮いている。
3)中心を入れると両翼が浮いている。



どちら側のテンションを上げるか下げるかとても分かりにくいので図解してみました。
これでもまだ分かりにくい、、、、

いずれにせよ、テンション上げる側、下げる側の全体をニップル1/8周程度動かして調整します。

 

スポークを組んでみよう(その7) 締め込み&振れ取り

ここからはいよいよ振れ取り台の出番。

スポークのネジがほぼニップルに隠れるまで軽く締め込んでいく。
このときはリム外側からマイナスドライバーで回してしまったほうが早い。
一つのニップルを完全にネジが隠れるまで回すのではなく、
全体を少しずつまわして行く方がよさそう。

ネジが隠れる程度になったら、いよいよ振れ取り。
まずは、縦ぶれをとる。
このとき横ぶれは一切気にしない。

当たる部分のスポークを締める。
絞めるときは大雑把には1/2周、細かくは1/4周で。

縦ぶれが完全に取れたら、横ぶれを取る。

当たっているサイドのスポークを1/4周ゆるめ
その上下の当たっていないサイドのスポークを1/8周締める

必ず、空気入れ穴から初めて、終わるようにする。
どこまで作業したのか忘れると困る。