激安の中華カーボンフレームでロードバイクを組み上げる記録です。

2010年10月23日土曜日

ホイールを組んでみよう(その9) テンションを整える

いよいよ最終工程。

振れはとれセンターも出ている。あとはテンションを上げるだけ。
テンションメーターでスポークのテンションを測定。

スポークは径1.8mmなので、1.8mmの欄を見てkgfに換算していく。

テンションメーターの表示
16 59kgf
17 65kgf
18 72kgf
19 80lkgf
20 89kgf
21 99kgf
22 111kgf
23 124kgf

前輪(ラジアル組)は100kgf、テンションメーターで21を目標にした。

後輪は非フリー側(ラジアル組)は60kgf、テンションメーターで16を、
フリー側(3クロス)は100kgfをテンションメーターで21を目標にした。

ぴったり合うことは望まず、ほどほどでよしとすべし。

最終的に、立て振れ/横振れを確認して出来上がり!

ホイールを組んでみよう(その8) センター出し

振れが取れたら次はセンター出し。
振れ取り台から外してセンターゲージを当てる。
まず、右側から当ててセンターゲージをセット。
その状態で左側に当てる。

1)中心も両翼もぴったりだった。→ おめでとう。センター出し終了です。
2)両翼は合うが中心が浮いている。
3)中心を入れると両翼が浮いている。



どちら側のテンションを上げるか下げるかとても分かりにくいので図解してみました。
これでもまだ分かりにくい、、、、

いずれにせよ、テンション上げる側、下げる側の全体をニップル1/8周程度動かして調整します。

 

スポークを組んでみよう(その7) 締め込み&振れ取り

ここからはいよいよ振れ取り台の出番。

スポークのネジがほぼニップルに隠れるまで軽く締め込んでいく。
このときはリム外側からマイナスドライバーで回してしまったほうが早い。
一つのニップルを完全にネジが隠れるまで回すのではなく、
全体を少しずつまわして行く方がよさそう。

ネジが隠れる程度になったら、いよいよ振れ取り。
まずは、縦ぶれをとる。
このとき横ぶれは一切気にしない。

当たる部分のスポークを締める。
絞めるときは大雑把には1/2周、細かくは1/4周で。

縦ぶれが完全に取れたら、横ぶれを取る。

当たっているサイドのスポークを1/4周ゆるめ
その上下の当たっていないサイドのスポークを1/8周締める

必ず、空気入れ穴から初めて、終わるようにする。
どこまで作業したのか忘れると困る。

2010年9月6日月曜日

スポークを組んでみよう(その6) 仮組み 六本組の解説

スポークは1本単位で販売してくれるサイクルショップタキザワで購入。
レスポンスも早いし、カタログを送ってくれるし、本当にありがたいお店だ。

前輪はラジアル組(0 cross)なので簡単。
ハブのフランジの内側からスポークが出るように外側から刺してリムに届かせ、ニップルで仮止めする。
スポークのねじの部分にはシリコングリスを薄く塗っておいた。


左右交互にリムに仮止めしていく。


問題は後輪。
非フリー側は前輪と同じくラジアルなので、同じようにフランジ外側から刺して内側に出す。
リムへは穴1つ飛ばしで仮止めしていく(フリー側の分を空けておく)。

フリー側は6本組(3 cross)。これがややこしい。



6本組み3クロスを単純化して書いてみた。
赤スポークはフランジの外側から内側に通す。
青スポークはフランジの内側から外側に通す。

赤1を基準として考える。
ハブ穴を一つ飛ばして、赤3を赤1から4番目のリム穴に。赤1と赤3の間のリム穴は3つになる。
さらにハブ穴を一つ飛ばして赤5を赤3から4番目のリム穴に。赤3と赤5の間のリム穴は3つになる。

青スポークはフランジの内側から外側に通されリムに達する。
赤1とペアになるのが青6。

青6はほぼフランジ上で赤5と、すこし離れて赤3と交差する。
交差するといっても、青6はフランジの外側で、
赤5・赤3はフランジの内側なので、接触しているわけではない。

青6が唯一接触し交差しているのが赤1である。
青1はフランジ外側から出てリムに達する。
赤1はフランジ内側から出てリムに達する。
青1が赤1を外側に押すように接触して交差している。

3クロスというから接触しているのが3カ所だと思い込んでいて、
悩んでしまったが、結局こういうことらしい。

1番目と6番目が実際に接触して交差している、このパターンを
6本取りとか6本組みというらしい。

ホイールを組んでみよう(その5)スポーク長計算

早速スポーク計算器に接続し
これまでに計測した値を入力する。

No. of spokesは32に

No. of intersectionsは前輪はラジアルなので 0、後輪は非フリー側もラジアルなので0、
後輪フリー側が3( 3クロス=6本組み)とする。

これで計算させた結果。

Open Pro 前輪 282mm 後輪非フリー側 279mm 後輪フリー側 292mm
Reflex  前輪 284mm 後輪非フリー側 280mm 後輪フリー側 294mm
R-50  前輪 287mm 後輪非フリー側 284mm 後輪フリー側 297mm

となった。

ホイールを組んでみよう(その4)ハブの計測

ハブで必要な数値はPCD(Pitch circle diameter)、Flange distance、Ø of spoke hole



PCDはスポーク穴の中心から測定する。
HB-5700は 38mm、FH-5700は 45mm。

スポーク穴の直径もわかるだろう。2.5mm。

問題はFlange distance。
これはハブの中心からフランジまでの長さ。

実際の数値は、ロックナット間距離/2 - ロックナット〜フランジ間距離 で求める。
リアハブは左右非対称になっており、フリー側は短くなる。

シマノのカタログに載っている値は中心からフランジ外側までの距離。
フランジ中心を測定すると
HB-5700 34.5mm
FH-5700 非フリー側 35.5mm フリー側 18.5mm
だった。

ホイールを組んでみよう(その3) ERDを求める

ホイールの構成は、ハブとリムが決まっているので、32Hか36Hとなる。
できるだけ軽くしたいので、32Hに。

前輪はラジアル組に決定。

後輪は普通ならば3クロス(6本取り)だが、
それでは面白くないのでフリー側は3クロス(6本取り)、
非フリー側はラジアルで組むこととした。

スポークの長さを計算する。

DT SWISS Spokes Calculato
で計算するのだが、いくつか必要な数値がある。
リムでは ERD(Effective Rim Diameter)
ハブでは PCD(Pitch circle diameter)、Flange distance、Ø of spoke hole

ERD:
有効リム径。
いくつかのリムの値は登録されており、MAVIC Open ProのERDは605mmとなっているが、
それよりも短めのほうがよいというネットの意見あり。

単純にリムの内径を測るのではなく、リムにニップルが入った状態で
スポークを設置したときの長さがERDとなる。スポークの頭は1mmほど凹んでいるので
この長さ分も短くなる。

ERD = リム内径 + 2 x (ニップル長-ニップル突出長-へこみ深さ)

ニップル突出長はリムにニップルを差し込んだ状態で測定する。


ニップル長は12mm。凹みの深さ 1mm。

Open Proは リム内径 593mm、ニップル突出長 7mm
ERD = 593 + 2 x (12-7-1) = 601 mm

Reflexは リム内径 604mm、ニップル突出長 7.5mm
ERD = 604 + 2 x (12-7.5-1) = 611 mm

ARAYA R-50は リム内径 611mm、ニップル突出長 8mm
ERD = 611 + 2 x (12-8-1) = 617 mm

となった。

ホイールを組んでみよう(その2)必要なもの

参考にしたのは、なんといっても、「ロードバイクの科学」。
これがなければホイールの手組なんていう挑戦はなかった。

部品はだいたい決定。
必要な道具は、、、

振れ取り台
 ミノウラのMINOURA TRUE-PRO2 COMBO 折りたたみ式振れ取り台 セット
楽天で9700円。これは絶対必要。もっと高いパークツールのものもあるが、
ちょっと必要ないかも。

ニップル回し
 ミノウラのセットにも含まれているが、これは使いにくい。
パークツールのスポークレンチが絶対的なお勧め。
4種類あるが、1.8mmのスポークはニップルの幅が3.4mmになり、ゲージでいうと#15。
赤の3.4mm(♯14/15用)を使用することになる。

テンションメーター
 スコープの張り具合を数値化してくれる優れもの。
パークツールのTM-1の一択。

あとは少量のグリスと根気と時間。

ホイールを組んでみよう(その1)部品選定

すっかりご無沙汰だったが、中華カーボンロードバイクは健在だ。
週1回程度しか乗れていないが、順調に耐久試験をこなしている。

これまでは使い回しのシマノのWH-R500を使用していたが、
ホイールを新しくすることにした。

無難に完組みという路線もあったが、CCPの狙い(low price, high performance)
からして、やはりここは手組みでいくしかない。

いろいろネットで情報を仕入れると、
クリンチャーのリムはMAVICのOpen Proの一択という感じ。
同時にチューブラーも組もうと調べたところ、よさそうなのはMAVICのReflex。
さらに、廃物利用のARAYAのR-50というチューブラー用リムを活用することとした。

ハブはUltegra(5700)か新105(5600)でよさそう。

スポークはフツーのDT swiss チャンピオン 1.8mmを予定。

2010年5月15日土曜日

芦川/鳥坂峠へ

河口湖へのトンネルが開通し、交通量が増えた彦坂路へ行って来た。


いつもの金川曽根広域農道から山梨県道36号笛吹市川三郷線へ入る。
路面は良好ながら、6〜7%の昇りが続く。
途中のウッドストックゴルフクラブからは8%→10%と激坂に。
さすがに最後のところはdancingを要した。
ここを越えると七曲がりと呼ばれるつづら折りが続くが、
激坂に比べると楽に思えてしまう。

昇りきったところに鳥坂トンネルがある。長さは500m弱。
トンネルを通過してからは−3〜4%のご機嫌な下りが続く。
これくらいの傾斜だと気持ちよく回すことができる。
新緑の季節でもあり、爽快だった。

芦川から河口湖へ抜ける若彦トンネルへは左折するのだが、
そのまま県道36号を進むと、国道358号線へぶつかる。
甲府方面へ向かい、そのままいくと精進湖ラインで甲府方面に戻れるが、
おすすめは市川三郷への県道36号線。
路面は少し荒れているが、−3〜4%の快適な下りが続く。

芦川からは市川三郷への県道36号線は初めて通ったが、
かなりおすすめです。

2010年5月4日火曜日

みやさか道 retry

先日の疲れが残っているので今日は2時間のコース。
これでもへばってしまいました。

タイトルなし by blueknight611jp at Garmin Connect - 詳細

みやさか道をもう一度探索。
勝沼から御坂にいくところで、ごきげんな農道を発見。

2010年5月2日日曜日

和田峠〜昇仙峡〜ホッチ峠〜韮崎 by blueknight611jp at Garmin Connect - 詳細

甲府盆地の和田峠を昇り、昇仙峡の滝上からホッチ峠へ行ってきました。

GarminのLapをリセットしてしまい、2つに別れてしまったのを
OSXのTrailRunnerで結合してみたのですが、、、心拍数とケイデンスは消えてしまいました。

タイトルなし by blueknight611jp at Garmin Connect - 詳細

和田峠のタイムは
花園病院のバス停から和田峠の異常気象ゲートまでで
14:45でした。遅いな〜orz。

昇仙峡のグリーンラインは新緑が美しく、とても走りやすかったです。
滝上から金櫻神社への昇りはまあまあ。
いったん下ってから、ひたすら昇ります。
ホッチ峠には初めていきましたが、けっこうな傾斜でした。
下りはめちゃくちゃ快適です。

2010年4月17日土曜日

甲府盆地一周

Garmin Edge 500を付けて走って来ました。
甲府盆地一周 by blueknight611jp at Garmin Connect - 詳細

中華カーボンフレーム快調です。

2010年4月11日日曜日

Garmin Edge 500投入!

やっぱりサイクルコンピュータは必要だし。

どうせならということで、GPS対応のGarmin Edge 500をWiggleから購入。
1週間ほどで到着。やっと使えた。

塩山〜豊富〜塩山 by blueknight611jp at Garmin Connect - 詳細

GPSと写真の連動とかいろいろとできそう。

送信者 2010-04-11

2010年4月5日月曜日

ビアンキという名前

2010.4.3にTBSの報道特集で取り上げられたビアンキのクロスバイクの問題。
頸椎損傷で四肢麻痺となられた当事者の方には、本当に同情する。

番組を実際に見ていない方はこちらで。
http://www.dailymotion.com/video/xctluq_bianchi-rstyyyyyyyyyy-1-2_news
http://www.dailymotion.com/video/xctm56_bianchi-rstyyyyyyyyyy-2-2_news

クロスバイクのサスペンションが、ただのバネ一本だったというのは知らなかった。
さらに、ビアンキというブランド名が、本当に名前だけだったというのも。

クロスバイクにサスが必要なのか?
本人の管理/保管はどうだったのかとか?
ブレーキワイヤーはどうなったのか?
普通に平坦な道を走っていてなぜフォークが抜ける?
などなど疑問点はあるのだが、さらに大きな疑問がある。

ネットで調べてみると、
2004年まではNBSという会社がbianchi.co.jpというdomainをとり、
Bianchiの代理店をやっていた。

問題の"BackStreet"はNBSが企画を立て、
Bianchiという名前を使って国内で販売していたらしい。

現在はBianchiを買収したCycle Europeの日本の子会社?である
サイクルヨーロッパジャパン(CEJ)がBianchiの代理店となっている。

近々、CEJを訴えるとのことだが、壊れたクロスバイクの販売は2002年。
企画/製造の責任を問うとしたら、相手はNBSになるのでは?

それとも、NBSの企画を認めてBianchiの名前とあのチェレステのの使用を許していた
Bianchi本社の責任を問う意味で、現在の日本代理店であるCEJを訴えたのだろうか?

どちらにしても、自転車でのブランドの意味をもう一度考える必要がありそうだ。

行ってはいけない太良峠 

土曜日にCCPで行ってきた。


いつものように金川曽根広域農道〜国道52号線で韮崎へ。
普通はそのまま戻るのだが、峠を試してみようと、太良峠へ回ってみた。

積翠寺温泉までは順調。
ただそこからしばらく路面がコンクリで荒れ放題。
道幅も狭く、傾斜もきつく、30分間ほど押すことに、、、
ある程度上ると広くてよい舗装になり、そこからは後28Tの実力発揮で問題なく登れた。

実は、以前に山梨市側から登って、このひどい舗装の道を
ひいひい言いながら降りたことがあった。
「これは道を間違えたのに違いない。本当の道はもっとまともなはず」
と思い込んでいた。まともな道を確かめにいったのだが、、、、

山梨市側は舗装はまとも。交通量も少なく、よいコースなのだが、
いかんせん、傾斜がきつすぎて、下りを「楽しむ」というわけにはいかなかった。

走行距離約90km、所要時間は4時間40分。平均速度は19.3km/hrだった。

2010年3月28日日曜日

ちょい乗り&印象

昨日は天気もよかったので、3時間ほど乗ってきました。

いつもの練習コースだったけど、CCPでは初めて。
結局74km/3hr、平均で24.7km/hrでした。

走った印象ですが、

1)昇りでの回転数が落ちない。
前34-後28だと、よほどの坂でなければ回転数を保てます。

2)平地でのtop speedが上がった。
前50-後11で35km/hrは軽く出ました。

3)手足の疲れが減った。
2時間以上乗ると、手足の疲れを感じていたんですが、
カーボンの威力でしょうか、疲労度が違いました。
(プラセボ効果抜群です)

ということで、中華カーボンフレームはありです。
幸せになれます。

ステッカー作成

ステッカーを作ってみました。

使用したのはホームセンターで購入したAoneの
「ホワイトフィルムラベル+透明保護フィルムラベル(染料インク)屋外でも使えるタイプ」
という、どこまでが製品名なんだかわからないやつ。

Inkscapeでデータを作って、インクジェットプリンタで印刷して貼ってみました。




剥がしてやり直しがきくから、このくらいで良いってことで。

2010年3月21日日曜日

ペダルを忘れていた

ペダルを付けたのを忘れていた。

以前から使用しているのがTIMEのペダル
splashでおすすめだったのでそのまま使用していた。

シューズを変更するのも意味がないので、当然今回もTIMEということになり、
一番安いRXS Firstを買ってしまった。

TIMEだと今はiClicなんだろうが、まあよいことにしよう。

Impression

なかなか走る機会がなく、まだ長距離が走れないのだが、
30km+40kmを走った印象。

まず、とにかく軽い!
パンク対応セットなど付けないで測ったら8.2kgだった。
サドル・ホイールはあまり重さを気にしなかったので、こんなものか。
ホイールが前後で2kg近くあるので、これがネックになっているかも。

次に乗ってみて、思ったより堅い。
硬いではなく、堅い。
rigidというかしっかりしているというか、
カッチリとした印象。
クランクを回せば回すだけ、素直に前に進む感じがする。

坂ではこれまで使っていたリアのギヤと比べて1枚は違う。
ところによってはフロントを落とさずにすんでしまう。
やはり軽量化は効果抜群なのだと悟った。

振動はあまり気にならない。
路面の感触が直に伝わってくるが、疲労はしない感じ。


P.S.
これは中華カーボンフレームの印象ではないが、
Orbea/AquaがカンパのVeloceだったので、
STIを初めて使用したのだが便利すぎる。
105の90度飛び出るワイヤーの引き回しがいやで
カンパにしたのだが、食わず嫌いだったかと反省。

バーテープ巻き & いちおう完成

ああ、これも苦手な作業。

どうしても左右が同じように巻けない。
まあ、ここは消耗品と考えて、よいことに、、、

ものはWiggleで買っておいた
Bike Ribbon Cork Plain Bar Tape C08
色はダークブルー。

で、結果はこうなった。


エンドバーキャップを付け忘れて写真とってます。

チェーンの取り付け

ブログと実際の進行が食い違ってしまっている。
が、記録としてとりあえず書いておこう。

いよいよチェーンのとりつけ。
ここでも失敗した。

「フロント・リアとも最大のギヤにかけて、その長さに+2リンク」
と理解したのだが、最初はリアディレーラーも通して、その長さにしてしまった。

このため、チェーンをほとんど切る必要なく、
「なんか長いな〜」と思いつつ、WIPPERMANNのConneX Link(¥774)で止めてしまった。
これでは垂れ下がってしまって、地面に着きそう。

もう一度マニュアルを確認して、
やっとリアディレーラには通さずに長さを決めるのだ、と理解した。

ということでやり直し。
結局、チェーンは5リンクほど長いことが判明。
ConneX Linkの分を短くするので、
シマノ10s用に新たに購入したTL-CN27(¥2523)で6リンク目で切り離した。

リアディレーラとフロントディレーラーを通して、ConneX Linkを接続。
やっと完成した。

ConneX Linkの使用については異論もあるだろうが、
変速性能に問題を生じたこともないので
クリーニングのしやすさを考えると、
私には必要なものになっている。

2010年3月15日月曜日

STIレバー取り付け

ハンドルが無事装着できたのでいよいよSTIレバーを取り付けた。

NITTOのNEATハンドルにはSTIレバーを取り付ける位置が表示されているので、
その場所へ取り付けた。

太めのケーブルワイヤーから張っていった。
アウターの長さを決め、ワイヤーカッターで素早く切断。
切断面を整えて、ワイヤーのひっかかりがないことを確認。

ブレーキワイヤーは前後とも問題なく張れた。

問題はシフトワイヤーだった。
STIレバーがまったく初めてであったということもあるのだが、
トータルで考えて今回の作業で一番大変だったような気がする。

第一にSTIレバーのシフトワイヤーを通す場所がとてもわかりにくかった。
第二にレバーへワイヤーを固定するのが不十分でやり直した。
第三に前後を間違えて張ってしまった。
第四に先端がほつれてしまい、新品と交換になった。

とまあ、悲しくなるほどのミスを乗り越えてなんとか張れた。

作業中泣きそうだったので写真はなし。

2010年3月14日日曜日

ハンドルはNEAT

これまでのハンドルがリーチも10cm、ドロップが13cmというクラシックなタイプだったので、
今回は、ショートリーチなものにしてみた。

NITTOのM153 STI。
以前は"NEAT M153 STI"という名称だったようだが、
(今でも多くの販売店ではそうだが)
製造元の名称からは"NEAT"の文字が消えている。(それはそうだろうな)

シマノのSTIに対応しているためか?バカ売れ状態らしく、
いろいろな販売店で売り切れ状態だったが、Yahoo auctionのちゃりんこ王国で購入できた。送料込みで¥3820。



幅はこれまでの40cmから38cmに狭めてみた。特に理由はないのだが。

プレッシャーアンカー&フォークコラム切断

やっとハンドル周りが解決した。

先に購入したプレッシャーアンカーはどうやらCannondale用だったらしい。

今回、購入したのはBBBのBAP-03 POWERHEAD ヘッドパーツ。
アマゾンに在庫があり ¥1,890だった。

これで、 やっとフォークコラムの長さを決めて切断できる。

コラムは長めに残すこととして(切り過ぎはこまるから)スペーサーを4cm分入れることにした。
ヘッドセット、スペーサー、ステムを入れた状態から-3mmのところにマークした。



マークの位置にパイプカッターで周囲に傷をつけ、ホビー用の小型鋸で切断した。


切断面にはヤスリをかけて整えた。
パイプカッターの使用についてはweb上では異論があるようだ。
確かに金属パイプの場合は変形してしまいまずそうだ。
だがカーボンの場合は問題なく使用できた。(完全に切断したわけではないからかもしれないが)

組み上げた状態はこのようになった。

トルクの問題

先日不明だったFD取り付けのトルクだが、いろいろ調べてみた。

参考になったのはMTB通勤.com
5~7Nmという記載がある。

フレーム販売者の88bikefunことYangQinさんにもmailで尋ねたが、「わかんないから地元の自転車屋に相談してね」とのこと。

エミネンザの製造元"横浜山王スポーツ" さんにmailで尋ねたところ、ご丁寧な返事をいただけた。
「適正トルクはフレームの相性があるため一概には言えませんが6Nm~10Nm」とのこと。
サドルに関しては「ある程度にクランプを締めてみて下さい。サドルを左右に振って
固定できていればそれでOKとみなした方が良いです」とのことだった。

結局、4Nmから徐々にトルクを上げていくこととしたところ、
シートクランプは5Nmで問題なく固定された。
FDは今のところ4Nmで固定できている。

2010年3月10日水曜日

フロントディレーラーの取り付け

直付けFDアダプターとの組み合わせはこうなる。


ディレーラーとアダプターを結合するときのトルクは5~7Nmでよさそうだ。

直付けFDアダプターはBBBのBSP-90 SHIFTFIX サイズ = 34.9m 。
bicycle shop DRIFTで 1,417円だった。


透明なシールに1~3mmの赤いラインと歯形が印刷されている。
チェーンリングと一致するように上下を調整するらしい。

写真だと少し間が開き過ぎか。もう少しFDを下げるべき。

さて、位置を決めたらアダプターのナットを絞め込むのだが、
この場合のトルクがわからない。
シートポストクランプもそうなのだが、31.6mmのカーボンの場合、
どれくらいのトルクで締め付けるべきなのだろうか?

誰か教えてください。

リアディレーラの取り付け

フォーク、ステム、ハンドルが未だ固定できないが、
やれることはやってしまおう。

リアディレーラRD-6700-SSを取り付けた。



トルクは8〜10Nm。
Bテンションアジャストボルトが定位置にくるように注意。

ブレーキの取り付け

前後のブレーキを取り付けてみた。
BR-6700 フロント+リアのセット.

フロント


リア


取り付けのトルクは8〜10Nm。トルクレンチ様々です。

シートポスト到着



ステムと共にシートポストも到着。

レースカーボンポスト316/eminenga。これまたHELLOTRI-JAPAN SHOPPING MALLから6,143円

シート(ポスト)クランプはbicycle shop DRIFTから購入した。
BBB BSP-82 サイズ = 34.9mm CARBONSTRANGLERカーボンストラングラーで1228円。

ステムが届いたが、、、

やっとステムが届いた。
ハンドルを日東のSTI-153にしたので(これはまだ届かない)、ステムも日東にしてみた。
NITTO UI-5BXステム (突き出し:80mm) 自転車部品.comさんが運営しているHELLOTRI-JAPAN SHOPPING MALL
で税込¥4,400。

これでフォークを切って、、、と思ったのだが、プレッシャーアンカーが嵌らない。
切ったとしても、このまま着けるのは無理な感じ。


やっぱり素直にCBAおすすめのヒラメのプレッシャーアンカーにすべきだったか。

2010年3月9日火曜日

BBとフロントチェーンホイールの取り付け

DVDの手順通りにすすめようと思っているのだが、ついついBBの箱を開けてしまった。

なになに、68mmの場合は右が逆ねじ、左が正ねじ、70mmだと右も正ねじなのね、
などと確認しているうちに付けてしまった。

工具はPARK TOOL/BBT-9を使用した。
トルクは35-50Nm(350-500kgf・cm)と指定されている。
BBT-9の長さは約20cm。400kgf・cmかけるとすると、20kgf。
20kgの体重をかける感じでやってみた(なんて感覚的)。

BBを付けてしまうと、このままではグリスが劣化するのでは?とか心配になり
ついついFC-6750の箱を開けてしまった。

なになに、右から入れるのね、とかやっているうちに左クランクまで入れてしまった。

マニュアルに従いBBT-9の反対側でキャップを締め付け、
左クランクを固定する2つの5mmアーレンキーをトルクレンチで12Nmになるように
交互に絞め増ししていった。

トルクレンチはBBBのトルクフィック8978円を使用した。
これだと安心して絞めることができる。

WH-R500の分解&スプロケット取り付け

ホイールは以前乗っていたクロモリロードで使用していたWH-R500を流用。

部屋の片隅にほっておいたので、埃にまみれていた。
リアホイールの8sのスプロケをCBAの工具セットのスプロケット外し+ロックリングで取り外したところ、
グリスが茶色く変色し固まっていた。

シマノのマニュアルを参考に分解/洗浄しグリスアップしてみた。
途中、ベアリング玉が1つ紛失!と焦ったが、中に隠れていて一安心。リアは9x2=18個。

なんとなく回転がよくなった感じということにして、アルテグラのCS-6700 11-28Tを着けた。

CBAのスプロケット外しは9sまでの対応ということらしいが、問題なく使えた。


前輪も分解してみたが、グリスは問題なかったのでそのままとした。

ホイールはいずれ、中華カーボンリムを購入して手組したいと思っているが、まだまだ先の話だ。

アルテグラセット到着

自転車部品.comからアルテグラの8点セットが届いた。
会員登録するとかなりお得になる。

FC6750 50-34T 165mm
BB6700 JIS
CS6700 11-28T
RD6700-SS
ST-6700
BR-6700
FD-6700(直付)
CN-6700
の8点セットで¥71857。

FCが6700だと7万円ちょうどらしかったけど、6750なのでこの値段。
残念なことにCN-6701が出たらしいが、それにはなっていない。

2010年3月6日土曜日

下玉押しフォークスリーブの挿入

近くのホームセンターで揃えた
塩ビパイプ VP30(40cm)とTSソケット30(継ぎ手)とゴムハンマー。


フォークにヘッドセットの下玉押しフォークスリーブを差し込み、
がんがんと打ち込んだ。

きっちり嵌っている。

プレッシャーアンカーは近くの自転車店で購入してきた。
FSAのSiというもの。


ステムが届いていないのでフォークの長さが決められない。
作業はすすまないな〜。

2010年3月5日金曜日

Headset FSA Orbit CE

国内で注文していたHeadsetが届いた。
FSAのOrbit CE Campagnolo Compatible。
(FSAがfull speed aheadの略だって、今気がついた)


スペーサー、シートクランプ、直付けFDアダプターもいっしょ。


ヘッドセットを順に並べる。


ヘッドチューブにベアリングを入れるとぴったり。
やはりカンパコンパチであった。


下はこれ以上手だけでは入らない。


これは、例の塩ビ管を買ってきてがんがん打ち込むっていう手段をとるしかないかな?
VP30(内径31、外径38mm)がぴったりだ。明日やってみよう。

問題はトップキャップ。付属してきたのはスターナット。
カーボンフォークには使用できないらしい。
マルチプレッシャーアンカーというようなものが
必要だ。ううぅぅむ。路は遠い。

2010年3月2日火曜日

サドル、ペダル、バーテープが到着

Wiggleに注文していたサドル、ペダル、バーテープが到着した。

記録を辿ると、
2/25にネットで注文
2/26には英国COVENTRY発。
2/28には東京に到着。
3/01に東京発。
3/01に当地着
3/02に自宅へ。
これまた6日間しか経っていない。

国内で注文した物品がまだ配送されていないのに比べると
ちょっと複雑な感じ。

サドルは Selle ItaliaのShiver Saddle (Black)で £33.64
 
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ペダルはTIMEのRXS Firstで£46.56
バーテープは£5.09
ディスカウントが£5.00で合計£80.29だった。
Paypalで支払ったが、円高が進行していて、
いくらになったのかちょっと楽しみ。

2010年2月28日日曜日

ヘッドセット

ヘッドセットを注文するのを忘れていた
(というか付属しているかと思っていた)。

フレームは”1 1/8'' internal headset use”。
internal headsetはintegrated headsetと同義らしい。

integrated headsetには5種類あって、
(詳しくはhozanのweb
サイズとヘッドチューブの内径で区別できることがわかった。

1 1/8''のサイズでヘッドチューブ内径をまとめると
44.0mm Lowprofile(CaneCreek, FSA)
41.2mm Integrated(CaneCreek, FSA)
42.0mm Hiddenset(Campagnolo, FSA)
44.45mm Perdido(ChrisKing, FSA)
となる。(Columbusは内径不明だが、今回の場合ないだろう)

実際のフレームのヘッドチューブ内径をノギスで測定すると、
41.75~42.05mmだったので、42mmのCampagnoloのHiddenset対応と判断した。
2chのスレでの「同時に頼むとカンパタイプが送られてくる」との情報とも一致した。

Wiggleでみると安いのはPro-lite。次いでCaneCreekのIS-3。
ベアリングが交換できると勧められたのはFSAのOrbit CE。

FSAのベアリング(TH-870)の値段よりPro-liteのほうが安かったりするのだが、
Orbit CEをポチッとなしてみました。

現物が届いてから自分でやるか、お店にお願いするか決めよう。

2010年2月27日土曜日

中華カーボンフレーム到着    


ついに中華カーボンフレームが到着した。EMSは国際郵便なんだ。
2/21にeBayで購入。到着が2/27。素早い!

ちょっと箱が凹んでいる、、、重さは3kg。とにかく軽い。片手で楽々。



中身は結構しっかりと包装されている。


フォークも入っていた。


ヘッド部分の包装。


クランク部分の包装。


包装をはがすとこうなる。フォーク込みで1.6kg。軽い!

BB、ヘッドなど穴があいている部分にはプラスチック性のカバーが装着されていた。




中華カーボンフレーム

eBayで"full carbon frame"とか検索すると、
いくつも出てくるが、ひとつひとつ見ていくと、どれも同じようなフレームに見える。

たとえばこれ

サイズを決めるのだが、いま乗っているOrbea Aquaはsize48でHは430mm。
中華カーボンフレームでは44cmということにした。

そのspecは

700c Wheel Size
68mm BB width English THread
31.6mm Seatpost
34.9mm Seatpost Clamp
Band Mount Deraller
1 1/8'' Internal Headset

セットによっては、こんなForkが付いてくる

Fork Stering Tube 1 1/8'' inches
Fork Steerer length 30cm
Fork Rake size 45mm
Thread less

2010年2月13日土曜日

ギヤ比の問題

Ultegra(6700系)を使うとして、ギヤをどうするか。
構想段階では山登り仕様で前はトリプルと思っていた。

今乗っているAquaは34/50Tで11-25T(11,12,13,14,15,17,19,21,23,25)
ギヤ比は


ギヤ比をできるだけ下げるために、スプロケットは11-28Tを使いたい。
このとき、前を50/34にするか52/39/30にするかを選ぶことになるが、
50/34では


52/39/30では

となる。

1)これを見るとトリプルにしても39Tを使うことがあるのか疑問になる。

2)トリプルのFD-6703を使用する場合、チェーンはCN-6600を使うことになっているらしい。

3)アルテグラをセットで購入するとかなり安くなるらしい。

以上3つの理由から、前トリプルを断念した。
ということで、ギヤは前50/34Tのコンパクト、後11-28Tということになった。

2010年2月12日金曜日

コンポーネント選定

これまでのCampagnoloのVeloceに特に不満はないのだが、
シマノのSTIも使ってみたいという希望あり。

価格的には105(5600系)で充分という気がするのだが、
近々?新しい105(5700系)が出るらしい。
webの情報では上位系と同じように(やっと)インナーワイヤー化されるらしい。
(Orbea/Aquqを買ったときも、ワイヤーの取り回しがいやでCampagにした)

となると、いま販売中の5600系で組むのは、、、ちょっとな〜。
ということでUltegra(6700系)に決定!
(予算のことは考えない、考えない)

2010年2月11日木曜日

基本スペックを考える

いま乗っているカーボンバックのOrbea Aquaは
カンパで前が50-34Tなのだが後ろは10-25T。
平地はいいんだが、ちょっと走れば峠というsituationには向いていない。

最初の希望
とにかく軽く
フロントは3枚
リアは10sで25以上
シマノのSTIを使いたい

中華カーボンの基本情報

なんといっても、このwiki。
中華カーボンフレームスレのまとめ及びロードレーサーのあれこれのまとめ

このblogも人柱として登録してもらえるようがんばります。

購入先は
eBay

部品などを購入するのは
サイクルベースあさひ
Wiggle自転車

支払いに便利な
PayPal

中華カーボンプロジェクト始動

2chの自転車板を何気なく見ていたところ、
激安の「中華カーボンフレーム」なるものを知った。

・eBayに出品されている。
・香港から送られてくる。
・とにかく安い!($300~$500)
・品質は???

ヒルクライム用のロードバイクを構想していたこともあり、
値段的にも駄目でもともとだ!と、
中華カーボンプロジェクト始動!